MacからWindows8をリモートで操作する

   2014/06/19

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Windowsについての記事です。

MacからWindows8をリモート操作(遠隔操作)するための設定方法です。
MacからWindowsを遠隔操作します。

使ったもの
Mac版のMicrosoft Officeを購入したときについてきたRemote Desktop Connection.appというMacからWindowsOSが搭載されているパソコンのリモート操作する為のソフトを用意します。
ここで使用しているOSはWindows8です。Windows8.1に対して接続確認したところ動作確認ができました。
このアプリは無料で提供されています。使いたい場合は下記のリンクから入手できます。
Download Center

他の無料のリモートデスクトップアプリを使いたいときはMicrosoft社が公開しているMicrosoft Remote Desktopを使います。使い方は下記のリンクから確認できます。

Remote Desktop Connection.app

MacにはもともとScreenSharing.appという画面共有をしてくれるvncクライアントが入っていますが、それを使ってWindowsに接続をしようとしても接続ができなかったのでこちらのRemote Desktop Connection.appを使って接続しました。

もしRemote Desktop Connection.appがインストールされていなくてもMac専用のリモート接続するアプリでSplashtop Remote Desktopというアプリをインストールすれば接続ができるようです。

iPhoneやiPadからの接続は同じくSplashtop Remote DesktopのiPhone、iPad版をインストールするといいそうです。

Windowsの準備

Windowsの前準備
Windowsにリモート接続を受け入れられるように設定をします。
デスクトップ画面でエクスプローラを開きます。
Windowsの前準備

コンピュータを表示
左に表示されているバーから”コンピュータ”の項目で右クリックをします。
右クリックして表示されたメニューからプロパティをクリックします。
コンピュータを表示

システム
Windowsのシステム情報が表示されます。
左メニューにある”システムの詳細設定”をクリックします。
システム

システムのプロパティ
システムのプロパティが表示されたらタブメニューの”リモート”をクリックします。
”リモートデスクトップ”の項目の”このコンピュータへのリモート接続を許可する”にチェックマークをつけます。
”ネットワークレベル認証でリモートデスクトップを実行しているコンピュータからのみ接続を許可する”にチェックマークをつけます。
設定を変更したら適用ボタンをクリックして設定を反映させます。OKをクリックします。
これでWindowsのリモート接続される準備ができました。
システムのプロパティ

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MacからWindowsに接続をする

Macから接続
Windowsの設定が終わったのでMacから接続を試してみます。
最初にRemote Desktop Connection.appをアプリケーションフォルダから起動させます。
Macから接続

Remote Desktop Connection.appの接続先
Remote Desktop Connection.appが接続先を聞いてきます。
接続先のホスト名(Windowsではホスト名は使わず、NetBIOS名と呼ばれています。)を入力して接続します。ホスト名での接続がうまくいかない場合はWindowsが取得しているIPアドレスを入力します。
Remote Desktop Connection.appの接続先

WindowsのIPアドレスの設定方法についてやIPアドレスの確認方法については過去の記事をご参考ください。

リモート接続する機会が多い場合はWindowsのホストマシンのIPアドレスを固定させておく事もいいですね。そうすればいちいちIPアドレスが書き変わってしまったときに調べる手間を省く事ができます。

他にはWindows側にホストネームを割り当ててドメインで接続する方法があります。その方法だとIPアドレスが書き変わったとしてもホストネームを入力するだけで接続できますね。
ここではWindowsに割り当てられているIPアドレスで接続していきます。

資格情報の入力
Remote Desktop Connectionがリモートホストを見つけてくれると資格情報の入力画面になります。ユーザー名にはWindowsのユーザー名を入力します。パスワードにはWindowsのログインパスワードを入力します。OKをクリックして先に進みます。
資格情報の入力

リモート接続成功
入力した情報に間違いが無ければWindowsのデスクトップ画面が表示されます。
リモート接続成功

Remote Desktop Connection for Macを使ってActive Directoryに管理されドメインに参加しているWindows Server 2012に接続をしようとすると「接続先のコンピュータのIDを確認できません」と表示されてしまい接続不可でした。他に何か接続方法があるのか調査してみます。
接続先のコンピュータのIDを確認できません

[2014/06/19追記]
「接続先のコンピュータのIDを確認できません」のエラーが表示された場合の解決方法を記事にしました。下記のリンクから確認する事が出来ます。
Remote Desktop Connection.appのエラー改善方法

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コメント一覧

  1. toppy より:

    MacからリモートデスクトップでWindows 8に接続できたのですが、Windows 8.1にアップグレードしてから「接続先のコンピュータのIDを確認できません」と表示されて接続できなくなってしまいました。何か解決する方法がありますか?

    • brah より:

      toppyさん>>

      コメントありがとうございます。
      「接続先のコンピュータのIDを確認できません」のエラーが表示された場合の対処方法は記事にしたので下記のリンクから確認してみてください。
      Remote Desktop Connection.appのエラー改善方法
      またRemote Desktop Connection.app以外にもMicrosoft Remote Desktopという無料のアプリがありそちらのアプリを使う事でエラーの回避をする事が出来ます。Microsoft Remote DesktopはMac App Storeからダウンロードする事が出来ます。記事にしていますのでそちらもよろしければご覧ください。
      MacからWindowsのリモートデスクトップ接続方法

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