AirMacベースステーションを二台使ってWi-Fiの範囲を広げる

   2014/06/21

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AirMacについての記事です。

airmacwifi拡張
AirMacベースステーション(AirMac Express、AirMac Extreme、Time Capsule)を二台以上の複数台で使用しているときにAirMac同士を接続してWi-Fiの電波の範囲を広げる事ができます。部屋が広くて電波が届き辛いや、一階と二階に部屋が分かれていて電波が届き辛い時などにAirMacベースステーションが複数台あればそういった問題を解決してくれるかもしれません。
他社製の無線LANルータでもリピーターモードという無線LAN電波の範囲を拡張する機能がありそれと似たようなことがAirMacベースステーションでもできます。

参考ページ
Apple社公式サポートページ

予め一台目のAirMacベースステーションにPPPoEの設定をしてインターネットにつながっている状態にしておきます。まだ一台目のAirMacベースステーションにPPPoEの設定ができていない場合は先にその設定を済ましておきます。使用する環境によりAirMacベースステーションにPPPoEの設定は必須ではないこともありますので詳しくは以下のリンク先と同じような設定でインターネットにつながる環境を構築しておきます。
AirMacベースステーションにPPPoE接続設定をする方法については過去の記事で紹介しています。
AirMacユーティリティを利用して無線LAN接続設定
AirMacユーティリティ6.1でWi-Fiとインターネットの設定方法

AirMacユーティリティを起動します。
AirMacユーティリティのアイコン。Finder→アプリケーション→ユーティリティ→AirMacユーティリティで表示されますのでダブルクリックで起動させます。

AirMacベースステーションの電波をキャッチすると、左上の項目に”その他のAirMacベースステーション(1)”と表示されますのでクリックします。
AirMacベースステーションの電波をキャッチすると、左上の項目に”その他のAirMacベースステーション(1)”と表示されますのでクリックします。

新規AirMacベースステーションの項目に新しく追加したAirMacベースステーションが表示されますのでクリックします。
新規AirMacベースステーションの項目に新しく追加したAirMacベースステーションが表示されますのでクリックします。

追加したAirMacベースステーション設定が読み込まれます。
追加したAirMacベースステーション設定が読み込まれます。

ネットワークの環境などを確認してくれると今まで使用していたAirMacベースステーションのWi-Fi環境を拡張する設定が自動で表示されます。(追加したAirMacベースステーションが工場出荷時状態であった場合は表示されますが、既に何か設定をされているとここには表示されません。何かの設定がされている場合は操作方法が異なります。下の方まで読み進めていくとそういうケースでの設定方法を書いています。)
ネットワークの環境などを確認してくれると今まで使用していたAirMacベースステーションのWi-Fi環境を拡張する設定が自動で表示されます。

左側にあるAirMacベースステーションが既に使用していたAirMacベースステーションで右側が新しく追加したAirMacベースステーションのアイコンです。
左側のAirMacベースステーションのWi-Fi環境を右側のAirMacベースステーションが自動でWi-Fi環境を拡張をしてくれます。
AirMacベースステーションの設定を読み込んで設定を終えると”設定を完了しました”と表示されます。
完了をクリックします。
左側にあるAirMacベースステーションが既に使用していたAirMacベースステーションで右側が新しく追加したAirMacベースステーションのアイコンです。 左側のAirMacベースステーションのWi-Fi環境を右側のAirMacベースステーションが自動でWi-Fi環境を拡張をしてくれます。AirMacベースステーションの設定を読み込んで設定を終えると”設定を完了しました”と表示されます。 完了をクリックします。

AirMacユーティリティの画面でAirMacベースステーション同士が接続されている事が確認できます。この状態で使用すれば電波が遠く離れているところからでも接続ができるようになります。
AirMacユーティリティの画面でAirMacベースステーション同士が接続されている事が確認できます。この状態で使用すれば電波が遠く離れているところからでも接続ができるようになります。

と、ここまでの設定方法は二台目のAirMacベースステーションが工場出荷時状態の時の設定方法で基本的に箱から出したばかりでの設定や初期化を行っている時の設定方法です。以下の方法は二台目のAirMacベースステーションに既に何かの設定をしてあった場合の設定方法です。

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AirMacユーティリティを起動します。
AirMacユーティリティのアイコン。Finder→アプリケーション→ユーティリティ→AirMacユーティリティで表示されますのでダブルクリックで起動させます。

起動するとこのような状態でAirMacベースステーションを検出します。検出されない時はメニューバーのWi-FiアイコンからAirMacベースステーションに設定しているSSIDに接続すると検出すると思います。
起動するとこのような状態でAirMacベースステーションを検出します。検出されない時はメニューバーのWi-FiアイコンからAirMacベースステーションに設定しているSSIDに接続すると検出すると思います。

AirMacベースステーションのアイコンをクリックしますとパスワードを入力というボタンが表示されます。
AirMacベースステーションのアイコンをクリックしますとパスワードを入力というボタンが表示されます。

ボタンをクリックするとAirMacベースステーションの設定をするためのパスワードを入力するようになるので設定されているパスワードを入力します。
ボタンをクリックするとAirMacベースステーションの設定をするためのパスワードを入力するようになるので設定されているパスワードを入力します。

設定を変更するので編集ボタンをクリックします。
設定を変更するので編集ボタンをクリックします。

AirMacユーティリティ上で追加したAirMacベースステーションの設定ができるようになります。

ワイヤレスタブを開きます。
ネットワークモードの項目でプルダウンメニューの中から”ワイヤレスネットワークを拡張”を選択します。
ワイヤレスネットワーク名では周りの飛んでいるWi-Fiの電波(SSID)を検出してくれていますので一台目のAirMacベースステーションに設定されているSSIDを見つけて設定します。

接続するためのパスワードを入力する必要があります。ワイヤレスパスワードとパスワードを確認の入力欄には一台目のAirMacベースステーションに設定されているワイヤレスセキュリティのパスワードを入力します。
接続するためのパスワードを入力する必要があります。ワイヤレスパスワードとパスワードを確認の入力欄には一台目のAirMacベースステーションに設定されているワイヤレスセキュリティのパスワードを入力します。

入力したら右下のアップデートをクリックして設定を反映させます。
入力したら右下のアップデートをクリックして設定を反映させます。

一時的に利用できなくなりますと表示されますが、設定を反映させるために続けるをクリックします。
一時的に利用できなくなりますと表示されますが、設定を反映させるために続けるをクリックします。

AirMacユーティリティの画面でAirMacベースステーション同士が接続されている事が確認できます。この状態で使用すれば電波が遠く離れているところからでも接続ができるようになります。こちらの設定方法では他社製の無線LANルータの範囲の拡張というのもできると思うので、一度試してみるといいかもしれません。
AirMacユーティリティの画面でAirMacベースステーション同士が接続されている事が確認できます。この状態で使用すれば電波が遠く離れているところからでも接続ができるようになります。

以上で設定は完了です。

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コメント一覧

  1. ジュン より:

    AirMac Express Base stationを2台購入して、既存のwifiを拡張しようとしたのですが、上手くゆかずAppleのサイト、AirMac Express Base Stationの説明書も何度も読み直したのですが、拡張は出来ず。そこでネットの検索で辿り着いたのがEzXNetWorkのページです。参考になっていますが、今はAirMac Express Base Station 2台を繋いで拡張しようと考えてるのですが、AirMac Express Base Stationを工場出荷状態に戻す方法が何度やっても失敗します。何時もリセットのボタンを押してもどの状態で初期化されて居るのかが判らずです。確実な初期化の方法というのはないものでしょうか?暮れのこんな時に申し訳有りません、お時間があったら教えて下さいますか、よろしくお願いします。

    • brah より:

      ジュン様
      コメントありがとうございます。

      確実な初期化の方法というのはないものでしょうか?

      初期化の方法はAirMacユーティリティから行うリセットする方法とAirMac Express本体にあるリセットスイッチを使うハードウェアリセットの方法があります。

      今使われているAirMac Express Base Stationはどの世代の物を利用されていらっしゃいますか?
      AirMac Express 2nd Generationをもし使われているとしたら初期化方法は

      1. AirMac Express のプラグを電源コンセントから取り外します。
      2. AirMac Express のプラグをもう一度電源コンセントに差し込みます。そのまま、まっすぐ
        に伸ばしたクリップの先端を使ってリセットボタンを押し続けます。
        ステータスランプが点滅したら、ベースステーションをリセットします。

      という操作で確実に初期化になります。
      Apple公式サイトAirMac Express設定ガイド

      もし使っている機種がAirMac Express Base Station1st Generationである場合は

      1. AirMac Express から電源コンセントを取り外します。
      2. リセットボタンを押したままにします。
      3. ボタンを押したまま、AirMac Express を AC コンセントに再び接続します。
      4. 数秒後に LED が高速で点滅するまで、ボタンを押し続けます。
      5. ボタンを放します。

      Apple公式サイトAirMac Express のリセット
      という操作で初期化されます。
      AirMacベースステーションの工場出荷時状態にする方法

      いずれの場合でも初期化をしたときにはランプが点滅をしている状態でランプが初期化されているか知らせてくれるようになっています。
      それから、初期化をするとAirMacユーティリティを起動してAirMac Expressを検出したときにAirMac Expressのベースステーション名が「Base Station XXXXXX」(XXXXXX は、ワイヤレス MAC アドレスの末尾 6 桁) に変更されます。
      ネットワークの名前が「Apple Network XXXXXX」になり、(XXXXXX は、ワイヤレス MAC アドレスの末尾 6 桁) に設定されます。

      どちらの機種を使っていたとしても電源を抜いた状態でリセットスイッチを押したままの状態を保ったまま電源を入れるという操作が必要のようです。
      初期化をしてしまうと設定されている情報が消えてしまうのでその点だけは注意が必要です。
      返信が遅くなってしまいましたが、何か不明でしたらまた聞いてくださいね。

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