CentOSにnvidiaのビデオカードのドライバインストール
Linuxについての記事です。
マシンにCentOSのインストールを行い起動して使っているとどうしても気になる事がありました。
起動すると内蔵されているビデオカードのファンが常にフル回転していてうるさく感じました。
OSにデバイスドライバが読み込めていないと思い、CentOSにnvidiaのビデオカードのドライバを探してインストールしました。
nvidiaのドライバインストール
nvidia ドライバダウンロードページからドライバを探します。
マシンに搭載されているビデオカードはQuadro FX 1500です。
CentOS6.2 64bitですのでLinux 64bit版をダウンロードさせてもらいます。
ダウンロードしたファイルはNVIDIA-Linux-x86_64-295.49.runというようなファイル名です。
インストール前に行う事
システムアップデートの確認とインストール
# yum check-update # yum update
gccのインストール
コンパイラのインストール。ドライバのソースのコンパイルに必要です。
# yum install gcc*
ライブラリ関連をインストール
# yum install freeglut # yum install freeglut-devel
nvidiaのドライバのビルドに必要なパッケージ
# yum install kernel-devel
システム再起動
# reboot -h now
Xサーバの停止
# /sbin/telinit 3
ドライバのインストール
# sh NVIDIA-Linux-x86_64-295.49.run
コマンドを実行するとインストールが始まります。画面には同意するかしないかの選択画面が表示されるので”Accept”を選びます。
# reboot -h now
再起動後にインストールができているか確認するにはOSが起動する前に一瞬だけnvidiaのロゴが表示されますので表示されていればインストールの成功です。
Linuxをインストールしてから常にフル回転していてうるさかったグラフィックカードのファンがようやく落ち着いて正常に動作されるようになりました。
パッケージ名はkarnel-develではなくkernel-develですよ。