光ポータブルに3G回線を使用できるようにする
光ポータブルについての記事です。
今回光ポータブルを申し込んで外出先でインターネットに繋ぎたいと思ったので光ポータブルを使用して3G回線に繋がるようにしてみようと思いました。
光ポータブルで3G回線を使用する方法をまとめてみました。
3G回線を使用するために必要なもの
光ポータブルで3G回線を使用するためにはNTT東日本の公式の発表ではPWR-100Fはイー・モバイル回線、PWR-100DはDocomo回線を推奨しています。
機種/3G回線 | Docomo | SoftBank | イー・モバイル |
---|---|---|---|
PWR-100D | 対応している | 未確認 | 未確認 |
PWR-100F | 未確認 | 未確認 | 対応している |
(NTT東日本の公式発表を引用)
※2010年12月13日よりレンタルする機器がPWR-100FのSIMフリー版のみとなり3G回線を使用できる接続業者がDocomo、イー・モバイル、b-mobileから選べるようになりました。(2010/12/16加筆)
使用したい3G回線接続業者に合わせて光ポータブルの機種を選択する必要があります。
3G回線に申し込む
NTT東日本の公式の発表では上記のようになっていますが今回使用してみたのは”日本通信”というとこのb-mobileの回線を使用してみました。
今回はPWR-100Fにb-mobileのSIMカードを挿して使用するという環境です。(NTT東日本では非推奨です。)
b-mobileのホームページはこちら
”日本通信(b-mobile)”はNTT Docomoの回線を使用しているのでDocomoの電波が届く範囲であれば3G回線を使用してインターネットに繋げることができます。
しかし、回線の速度はDocomoのSIMカードを使うよりもかなり遅くなります。
PWR-100DでDocomo回線を使用した場合の速度は最大で73.2Mbpsの速度が出るようです。
PWR-100Fでb-mobileの回線を使用した場合の速度は最大で300kbps超の速度が出るようです。
Docomoに比べて回線の速度はかなり見劣りしますが料金が安いので手軽に使用できるかと思います。
あまり大きなデータを送受信したり速度はあまり気にしない場合などはb-mobileの回線を使用してもいいと思います。
b-mobileのSIMカードを契約
b-mobileの契約をオンラインで申し込みを済ませると郵送でSIMカードが送られてきます。
<イメージ>
PWR-100Fの設定
パソコンとPWR-100Fの無線接続を済ませてPWR-100Fの設定画面を表示させます。
アドレスバーに”192.168.11.1”を入力してEnterキーを押します。
メニューから”Internet/LAN”をクリックして”Internet(3G/HSPA)”をクリックします。
Internet(3G/HSPA)を使用するにチェックします。
設定をクリックします。
キャリア選択は”その他 携帯事業者”を選択します。
b-mobileから送られてきた書類に書いてある設定値を確認してそれぞれ対応したところに入力していきます。
APN | ユーザー名 | パスワード |
---|---|---|
dm.jplat.net | bmobile@u300 | bmobile |
最後に”設定”ボタンをクリックするとPWR-100Fの機器が再起動され再起動後はDocomoの回線に接続されiPod toutchからでもブラウジング可能になりました。
さすがに速度がベストエフォートで300Kbpsですので写真やYOUTUBEなどを開くことは困難ですがテキストベースのブラウジングやメールの送受信程度でしたら問題なく接続できました。
これで光ポータブルで3G回線を使用するための設定が完了です。
NTT西日本が提供する光ポータブル
平成22年12月21日から光ポータブルのレンタルサービスを開始するNTT西日本ではNTT東日本とサービス内容が異なります。
NTT西日本でレンタルしている光ポータブルは一機種しかなくPWR-100Fのみのレンタルになります。
それから対応している3G回線接続業者はDocomo、イー・モバイル、b-mobileから選択できるようになっています。